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第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 テキスト2-7 物質別詳細

有機金属化合物(アルキルアルミニウム及びアルキルリチウムを除く)

ジエチル亜鉛

Zn(C2H5)2

形状

無色の液体

性質

比重:1.2 引火点:-28℃ 発火点:117℃
ジエチルエーテル、ベンゼンに溶ける。
空気中で自然発火する。
水と激しく反応する。
自然発火性物質及び禁水性物質。

危険性

空気に触れると自然発火する。
水、アルコール、酸と激しく反応して、可燃性のエタンガスを発生する。

火災予防の方法

容器は完全密封し、常に窒素などの不活性ガスの中で貯蔵し、空気または水とは絶対に接触させない

消火の方法

粉末消化剤を用いて消火する。
水、泡による消火は厳禁とする。
ハロゲン系消火薬剤は、反応して有毒ガスを発生させるので、使用してはならない。


※ 特長としては水、アルコール、酸と反応してエタンガスを発生すること、窒素などの不活性ガスの中で貯蔵することと、ハロゲン系消化剤を使用しないことです。

 

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.ジエチル亜鉛は、禁水性物質であり空気中で自然発火はしない。

2.ジエチル亜鉛は、水に溶けずジエチルエーテルとベンゼンには溶ける。

3.ジエチル亜鉛は、水、アルコール、酸と反応し、可燃性のエタンガスを発生する。

4.ジエチル亜鉛は、水に沈む。

5.ジエチル亜鉛は、常温で発火する。

6.ジエチル亜鉛は、空気と接触すると発火する。

7.ジエチル亜鉛の保管は、酸素などの不活性ガスの中で密栓保管する。

8.ジエチル亜鉛は、融点が低いので冷却していれば自然発火しない。

9.ジエチル亜鉛の火災には、水が使用できない為ハロゲン系消化剤を用いて消火を行う。

10.ジエチル亜鉛は、自然発火性物質であり禁水性物質ではない。

11.ジエチル亜鉛は、灰白色の固体である。

12.ジエチル亜鉛を保管するときは、保護液を入れて密栓容器を用いる。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

まとめで知識の整理をしましょう。

 

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余談

ロケット燃料の添加剤として使用されています。(現時点で使用されているかは分かりません)これによって点火プラグがいらなくなったと説明しているサイトがありますが、厳密に言うと液体燃料ロケット部分の燃料に添加されていると言うことです。日本のイプシロンロケットなどは、地上からの打ち上げ時には固体燃料を使用し、上段ロケットに液体燃料を使用しています。自然発火性物質の添加は点火器がいらないイコール重量削減ということで、非常に有効な技術です。