合格の60点以上を取るために必要最低限絞り込んだ学習ポイントと問題を盛り込んだ試験対策サイトです!
It is the exam site that incorporates the problem and learning point narrowed down the minimum required to take 60 or more points pass!

このサイトは日本国家資格の「危険物取扱者」の受験対策について記載されています。資格試験の出題箇所について独自の分析により、必要最小限の内容となっております。
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第1類 酸化性固体 テキスト2-4 物質別詳細

亜塩素酸塩類

亜塩素酸ナトリウム

NaClO2

形状

無色の結晶性粉末

性質

融点:180~200℃
吸湿性があり、水に溶ける。
二酸化塩素を発生するため特異な刺激臭がある。
加熱すると分解して塩素酸ナトリウムと塩化ナトリウムに変化し、360℃付近で酸素を放出する。
しかし、一般の市販品は、140℃以上で分解し酸素を発生する。

危険性

直射日光や紫外線で徐々に分解し、また、強酸と混合すると二酸化塩素ガスが発生し、高濃度(15Vol%以上)になると分解爆発する危険がある。
リン、炭素等の還元性物質や衣類、油脂等の有機物等と混合するとわずかな刺激で発火爆発する恐れがある。
鉄、銅、銅合金等の金属を腐食する。
皮膚粘膜についたときは刺激性があり、発生する二酸化塩素は塩素に類似の毒性を有する。

火災予防の方法

直射日光を避け、換気に注意する。
酸、有機物、還元性物質などとの接触を防ぐため隔離する。
火気、加熱、摩擦、衝撃などを避ける。

消火の方法

多量の水により消火する。
爆発の恐れがあるので注意する。

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.亜塩素酸ナトリウムは、無色の結晶性液体である。。

2.亜塩素酸ナトリウムは、水に溶けない。

3.亜塩素酸ナトリウムは、直射日光で分解されるが加熱されなければ分解しない。

4.亜塩素酸ナトリウムは、強酸と混合すると二酸化塩素ガスを生ずる。

5.亜塩素酸ナトリウムは、皮膚を冒すが金属などには反応しない。

6.亜塩素酸ナトリウムは、吸湿性がある。

7.亜塩素酸ナトリウムは、潮解性がある。

8.亜塩素酸ナトリウムは、酸、有機物、還元性物質との混合を避けなければならない。

9.亜塩素酸ナトリウムは、火気、加熱、衝撃を避けなければならないが、摩擦は問題ない。

10.亜塩素酸ナトリウムの消火には、多量の水を用いる。

11.亜塩素酸ナトリウムは、加熱すると塩素酸ナトリウムと塩化ナトリウムに変化する。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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余談

食品の殺菌目的に使用されています。一般的な漂白剤に使用されているのは次亜塩化酸ナトリウムです。