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第2類 可燃性固体 テキスト2-2 物質別詳細

赤リン(指定数量100Kg)

赤リン

P

形状

赤褐色の結晶

性質

比重:2.1~2.3 融点:600℃(43気圧以下) 発火点:260℃
常圧では約400℃で昇華する。
水にも二硫化炭素にも溶けない。
臭気も毒性もない。
260℃で発火し酸化リンとなる。
赤リンと黄リンは同素体である。
マッチの側薬の原料として使用される。

危険性

黄リンに比べて安定であるが酸化剤と混ぜたものは摩擦熱でも発火することがある。
赤リンは黄リンから作られるので、不良品には黄リンを含んだものがあり、状況により自然発火することがある。
粉じん爆発することがある。

火災予防の方法

酸化剤、特に塩素酸塩との混合を避ける。
火気等は近づけないようにする。
容器に収納し、密栓して冷暗所に貯蔵する。

消火の方法

注水して冷却消火する。
燃焼すると有毒なリン酸化物を発生するので、注意を要する。


※ 第2類では数少ない水を消火に用いる物質であることに注意。マッチの箱の横の擦る部分の原料である。故に、水にも弱い。
※ 燃焼することにより有毒なリン酸化物を発生することも覚えておくこと。

黄燐を窒素中で加熱して生成される黄燐の同素体です。
そのものは周期も毒性もありません。
マッチ、医薬品、農薬などの原料や製造に幅広く使用されています。

また、紅リンとよばれるものもあり、赤リンが微粉化しているものと考えられています。

 

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.赤リンは常圧で加熱すると昇華する。

2.赤リンは水に溶けないが、二硫化炭素には溶ける。

3.赤リンは臭気はないが毒性がある。

4.赤リンは、黄燐よりも危険である。

5.赤リンは、燃焼すると無害なリン酸化物を生じる。

6.赤リンは、黄リンの同素体である。

7.赤リンは、酸化剤、特に塩素酸塩との混合を避ける。

8.赤リンは、還元剤と混合すると摩擦熱でも発火することがある。

9.赤リンは水に沈む。

10.赤リンは、マッチの燃焼部の原料として使用される。

小テストの解答は自分で調べましょう。
解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。
正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。
なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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余談

マッチ側面を燃やしてできる五酸化二リンも有毒ですので要注意。