合格の60点以上を取るために必要最低限絞り込んだ学習ポイントと問題を盛り込んだ試験対策サイトです!
It is the exam site that incorporates the problem and learning point narrowed down the minimum required to take 60 or more points pass!

このサイトは日本国家資格の「危険物取扱者」の受験対策について記載されています。資格試験の出題箇所について独自の分析により、必要最小限の内容となっております。
This site is a national qualification in Japan, "Hazardous materials engineer" are described for exam measures. The point for your own analysis of exam questions, and ordered the contents of the minimum.

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第2類 可燃性固体 テキスト2-4 物質別詳細

鉄粉(指定数量500Kg)

鉄粉

Fe

形状

灰白色の金属結晶

性質

比重:7.9 融点:1535℃ 融点:2750℃
酸に溶けて水素を発生するが、アルカリには溶けない。

危険性

油の染みた切りくずなどは自然発火することがある。
酸化剤と混合したものは加熱、打撃などに敏感である。
加熱又は火との接触により発火することがある。

火災予防の方法

酸との接触を避ける。
火気及び加熱を避ける。
貯蔵は湿気を避け、容器に密封する。

消火の方法

乾燥砂などで窒息消火する。


※ 油の染みた切りくずなどが自然発火することはあまり想像できないかもしれませんが、極希に発生することなので覚えておきましょう。

 

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.鉄粉は溶けない。

2.鉄粉は、水に溶けない。

3.鉄粉は、酸に溶けて水素を発生する。

4.鉄粉は、それ自体は燃焼しない。

5.鉄粉は、アルカリに溶けて酸素を発生する。

6.鉄粉は、油などと混合した状態で衝撃を与えると発火することがある。

7.鉄粉は、酸との接触を避ける。。

8.鉄粉は、還元剤との接触を避ける。

9.鉄粉の火災には、注水による冷却消火が効果的である。

10.鉄粉の火災には、第五種消防設備は使用することができない。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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余談

鉄粉とは53μm(マイクロメートル。53μmは0.0053mm)の網ふるいを通過するものが50%以上のものを指す。50%未満(50%を含まない)は危険物から除外されます。