合格の60点以上を取るために必要最低限絞り込んだ学習ポイントと問題を盛り込んだ試験対策サイトです!
It is the exam site that incorporates the problem and learning point narrowed down the minimum required to take 60 or more points pass!

このサイトは日本国家資格の「危険物取扱者」の受験対策について記載されています。資格試験の出題箇所について独自の分析により、必要最小限の内容となっております。
This site is a national qualification in Japan, "Hazardous materials engineer" are described for exam measures. The point for your own analysis of exam questions, and ordered the contents of the minimum.

リンクや広告について

当サイトには広告や別サイトへのリンクがありますので、ご確認ください。
また配信事業者はCookieを使用してウェブサイト閲覧履歴に基づく広告を配信しております。

共通
第1類
第2類
第3類
第5類
第6類
サイトマップ

第2類 可燃性固体 テキスト2-7 物質別詳細

引火性固体(指定数量1000Kg)

固形アルコール

形状

乳白色の寒天状

性質

メチルアルコール又はエチルアルコールを凝固剤で固めたもので、アルコールと同様の臭気がする。
密閉しないとアルコールが蒸発する。

危険性

40度未満で可燃性蒸気を発生するため引火しやすい。

火災予防の方法

換気の良い冷暗所に、容器に入れて密封して貯蔵する。
炎、火花等との接近を避ける。

消火の方法

泡、二酸化炭素、粉末の消化剤が有効である。

 

ゴムのり

形状

のり状の個体

性質

生ゴムを主に石油系溶剤等(ベンジン、ベンゼン等)に溶かして作られる接着剤である。
水には溶けない。
色は加える溶剤により異なる。
濃度は1~10%程度である。
粘着性が強く凝集力も強い。

危険性

常温以下で可燃性蒸気を発生する。
上記を吸引すると、頭痛、めまい、貧血を起こす。

火災予防の方法

衝撃、直射日光を避ける。
火花、裸火などの火気を近づけない。
容器は密栓して、通風及び換気の良い場所で使用する。

消火の方法

泡、二酸化炭素、粉末の消化剤が有効である。

 

ラッカーパテ

形状

ペースト状の個体

性質

比重:1.40
引火点:10℃
発火点:480℃
燃焼範囲(爆発範囲)1.27~7.0vol%程度である。
ラッカー系下地修正塗料であり、トルエン、酢酸ブチル、ブタノールなどを成分として作られる。

危険性

燃えやすい固体で、蒸気が滞留すると爆発することがある。
蒸気を吸引すると有機溶剤中毒を起こす恐れがある。

火災予防の方法

換気の良い場所で取扱、蒸気を滞留させない。
日光の直射を避け、火気、スパーク、高温体のそばでは使用しない。
容器は密閉する。

消火の方法

泡、二酸化炭素、粉末の消化剤が有効である。


※ それぞれ、含有成分により様々な比重、引火点などとなる。

 

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.引火性固体は、常温で可燃性蒸気を発生する。

2.固形アルコールはメチルアルコールやエチルアルコールを凝固剤で固めたものである。

3.ゴムのりの蒸気は、吸引すると頭痛などを引き起こす。

4.ラッカーパテの取り扱いは、可燃性蒸気の漏えいを防ぐため気密性の高い部屋で行う。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

まとめで知識の整理をしましょう。

第2類危険物のまとめ

当サイトで表示される広告は、サイトに最適化された広告を配信する物とCookieを使用してウェブサイト閲覧履歴に基づく広告を配信するものがございます。