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第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 テキスト2-1 物質別詳細

カリウム(指定数量10Kg)

カリウム

K

形状

銀白色の柔らかい金属

性質

  • 比重:0.9(金属だが水に浮く) 融点:63.2℃ 沸点:770℃
  • 空気中の水分と作用して水素を発生する。
  • 高温で水素と激しく反応する。
  • 融点以上に熱すると、紫色の炎を出して燃える。
  • 水との反応性が強く、水素と熱を発生する。
  • アルコールに溶ける。
  • 吸湿性がある。
  • 金属材料を腐食する。
  • 多くの有機物に対して、ナトリウムより強い還元性を有する。
  • 自然発火性物質及び禁水性物質

危険性

  • 水と作用して発熱するとともに水素ガスを発生し発火する。(発生した水素とカリウム自体が燃焼)また、条件がそろえば爆発が起こる。
  • 触れると皮膚をおかす。
  • 長時間空気と接触すると自然発火して燃焼し、火災を起こす恐れがある。

火災予防の方法

水分との接触を避けて乾燥した場所に貯蔵する。
貯蔵する建物などの床面は地面より高くする。
灯油(保護液)中に小分けして貯蔵する。
容器の破損、保護液の量に注意する。(物質が完全に隠れる量が必要)
取り扱うときは皮膚に触れないようにする。

消火の方法

乾燥砂等で覆い消火する。
注水は絶対に避ける。


※ 水に浮きます。
※ 取扱は保護手袋をするなどすること。
※ 貯蔵する床面を地面よりも高くして、漏洩の際に溜まらないようにする。
※ 保存容器には保護液(灯油や軽油)を入れ、物質が完全に隠れるようにする。また、小分けにして危険性を低減させる。
※ 消火には水を絶対に用いてはならない。

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.カリウムは加熱すると酸素を放出する。

2.カリウムは水と作用して有毒で可燃性の硫化水素を発生する。

3.カリウム禁水性物質であり、自然発火性物質ではない。

4.カリウムは水に浮く。

5.カリウムはアルコールに溶ける。

6.カリウムを貯蔵する場所は、床面を地盤よりも低くし流出の危険に備える。

7.カリウムは保護液(水)中で小分けにして保存する。

8.カリウムの火災では大量の水による冷却消火が効果的である。

9.カリウムが水と反応して発生するガスは、有毒である。

10.カリウムの指定数量は100Kgである。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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