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第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 テキスト2-11 物質別詳細

その他のもので政令で定めるもの

トリクロロシラン

SiHCl3

形状

無色流動性液体

性質

沸点:32℃ 引火点:-50℃以下
水に溶けて加水分解し、HCl(塩化水素)ガスを発生する。また、水の存在下では大部分の金属をおかす。
ベンゼン、ジエチルエーテル、二硫化炭素に溶ける。
酸化剤と混合すると爆発的に反応する。
揮発性、刺激臭があり有毒である。
自然発火性物質及び禁水性物質

危険性

可燃性で、蒸気は空気と混合して広い範囲で爆発性混合ガスを形成する。
水・水蒸気と反応して発熱し、発火する危険性がある。その際、毒性及び腐食性のある煙霧を放出する。また、腐食性の煙霧はほとんどの金属を腐食させる。

火災予防の方法

水分、湿気に触れないよう密封した容器に貯蔵する。
火気、酸化剤などを近づけない。
貯蔵場所では通風をよくする。

消火の方法

乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩による窒息消火が適当である。
注水は絶対避ける。


※ 水に溶けて反応し塩素ガスを発生する。したがって、水分との接触はNG。塩素ガスは毒性があり腐食性もある

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.トリクロロシランは加熱すると酸素を放出する。

2.トリクロロシランは水に溶けて加水分解し、塩化水素(HCl)を発生する。

3.トリクロロシランは禁水性物質であり、自然発火性物質ではない。

4.トリクロロシランは水に溶け、アルコールに溶けない。

5.トリクロロシランは刺激臭があり、揮発性で有毒である。

6.トリクロロシランを貯蔵する場所は、発生ガスの流出を抑える為、密室で取り扱う。

7.トリクロロシランは保護液(水)中で小分けにして保存する。

8.トリクロロシランの火災では大量の水による冷却消火が効果的である。

9.トリクロロシランが水と反応して発生するガスは、有毒で腐食性がある。

10.トリクロロシランは、水・水蒸気と反応して発熱し、発火する危険性がある。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

まとめで知識の整理をしましょう。

第3類危険物のまとめ

 

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