合格の60点以上を取るために必要最低限絞り込んだ学習ポイントと問題を盛り込んだ試験対策サイトです!
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第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 テキスト2-2 物質別詳細

ナトリウム(指定数量10Kg)

ナトリウム

Na

形状

銀白色の軟らかい金属

性質

比重:1.0(水に何となく浮いたりもします) 融点:97.8℃ 沸点:881.4℃
融点以上に熱すると、黄色い炎を出して燃焼します。
そのほかはカリウムに準ずるが、反応性はやや劣る。
自然発火性物質及び禁水性物質

危険性

水と作用して発熱するとともに水素ガスを発生し発火する。(発生した水素とナトリウム自体が燃焼)また、条件がそろえば爆発が起こる。
触れると皮膚をおかす。
長時間空気と接触すると自然発火して燃焼し、火災を起こす恐れがある。

火災予防の方法

水分との接触を避けて乾燥した場所に貯蔵する。
貯蔵する建物などの床面は地面より高くする。
灯油(保護液)中に小分けして貯蔵する。
容器の破損、保護液の量に注意する。(物質が完全に隠れる量が必要)
取り扱うときは皮膚に触れないようにする。

消火の方法

乾燥砂等で覆い消火する。
注水は絶対に避ける。


※ カリウムとほぼ一緒です。したがって、カリウムをしっかりと記憶し、ナトリウムは同じということで無理に詳細まで覚えなくても問題ありません。

 

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.ナトリウムは、燃焼するときに黄色の炎を出す。

2.ナトリウムは、カリウムよりも反応性はやや劣る。

3.ナトリウムは、水と反応すると過酸化水素を発生する。

4.ナトリウムは、長時間空気に接触すると自然発火する。

5.ナトリウムは、水と接触すると水素ガスを発生し、火炎があると引火する。

6.ナトリウムは、保護液に入れて保存する。

7.ナトリウムは、第5類消火設備での消化はできない。

8.ナトリウムは、禁水性物質であり自然発火性物質ではない。

9.ナトリウムの比重は、1.0である。

10.ナトリウムを保存する際は、小分けにして保存する。

小テストの解答は自分で調べましょう。
解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。
正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。
なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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余談

過酸化ソーダの製造、染料、医薬品等の多くの用途に用いられています。