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第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 テキスト2-6 物質別詳細

アルカリ金属(カリウム及びナトリウムを除く)
                  及びアルカリ土類金属

リチウム

Li

形状

銀白色の金属結晶

性質

比重:0.5(固体単体中最も軽い) 融点:180.5℃  沸点:1347℃
固体金属中、比熱が最大である。
アルカリ金属であるが、化学的性質は、マグネシウム、カルシウムに似ている。
水に溶ける。
深赤色の炎を出して燃焼します。
水と接触すると常温では徐々に、高温では激しく反応し水素を発生するが、反応はナトリウム、カリウムほど激しくない。
ハロゲンと反応してハロゲン化物を生ずる。
禁水性物質。

危険性

水と激しく反応し、水素を生ずる。
固形の場合は、融点以上に加熱すると発火し、粉末状では常温(20℃)でも発火する。

火災予防の方法

火気、加熱を避ける。
水分との接触を避ける。
容器は密栓する。

消火の方法

乾燥砂などを用いて窒息消火する。
注水は厳禁。


※ 出題されると比較的迷ってしまうのがこの分類です。他の物質と比べて地味な特長が並んでいるのですが、逆にしっかりと覚えるようにしましょう。

 

カルシウム

Ca

形状

銀白色の金属結晶

性質

比重:1.6 融点:845℃ 沸点:1494℃
空気中で強熱すると、燃焼して酸化カルシウム(消石灰)を生ずる。
禁水性物質。

危険性

水に接触すると常温では徐々に、高温では激しく反応し水素を発生する

火災予防の方法

火気、加熱を避ける。
水分との接触を避ける。
容器は密栓する。

消火の方法

乾燥砂などを用いて窒息消火する。
注水は厳禁。

 

バリウム

Ba

形状

銀白色の金属結晶

性質

比重:3.6 融点:727℃ 沸点:1850℃
カルシウム、ストロンチウムと似た性質を示すが、水とはストロンチウムより激しく反応して水素を発生し、水酸化バリウムを生じる。
ハロゲンとは常温で反応し、水素中で200℃以上に熱すれば水素化物を生ずる。
レントゲンの造影剤として使用されるのは硫酸バリウムである。
禁水性物質。

危険性

水と反応して水素を発生する

火災予防の方法

火気、加熱を避ける。
水分との接触を避ける。
容器は密栓する。

消火の方法

乾燥砂などを用いて窒息消火する。
注水は厳禁。


※ 出題されると比較的迷ってしまうのがこの分類です。他の物質と比べて地味な特長が並んでいるのですが、逆にしっかりと覚えるようにしましょう。

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.リチウムは、無色の結晶である。。

2.リチウムは、水に浮く。

3.リチウムは、水に溶ける。

4.リチウムは、空気と接触すると水素を発生し、発熱して発火する。

5.リチウムは、自然発火性物質及び水禁性物質である。

6.カルシウムは、水と接触すると反応して水素を生じる。

7.カルシウムは、水に浮く。

8.カルシウムは、空気中で燃焼すると酸化カルシウムを生ずる。

9.カルシウムは、自然発火性物質及び禁水性物質である。

10.カルシウムは、深赤色の炎を発して燃焼する。

11.バリウムは、水と反応して水酸化バリウムを生ずる。

12.バリウムは、白色の液状金属である。

13.リチウムの火災では、大量の水による窒息消火が効果的である。

14.カルシウムの火災では、泡消火剤による消火が効果的である。

15.バリウムの火災では、乾燥砂による窒息消火が効果的である。

16.カルシウムを保管するときは、安全弁が付いた容器を用いて保管する。

17.リチウムを保管するときは、不活性ガスを封入して密栓できる容器で保管する。

18.バリウムの保管には、保護液(灯油など)中で保管し、温度変化の少ないところで保管する。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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