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第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 テキスト2-8 物質別詳細

金属の水素化物

水素化ナトリウム

NaH

形状

灰色の結晶

性質

比重:0.92 融点:800℃
高温ではナトリウムと水素に分解する。
乾燥した空気中では安定で、酸素とは230℃以上でないと反応しない。
還元性が強く、金属酸化物、塩化物から金属を遊離する。
自然発火性物質及び禁水性物質である。

危険性

湿った空気で分離し、水と激しく反応して水素を発生する。また、その反応熱等により自然発火の恐れがある。
酸化剤との混触により、発熱発火する危険性がある。
有毒である。

火災予防の方法

酸化剤、水分との接触を避ける。
火気は厳禁とする。
窒素封入瓶等に密栓して貯蔵する。

消火の方法

乾燥砂、消石灰、ソーダ灰で窒息消火する。
水、泡による消火は厳禁とする。

水素化リチウム

LiH

形状

白色の結晶

性質

比重:0.82 融点:680℃
高温でリチウムと水素に分解する。

危険性

水または水蒸気と接触すると、水素と熱を発生しながら激しく反応する。
自然発火性物質及び禁水性物質である。

火災予防の方法

酸化剤、水分との接触を避ける。
火気は厳禁とする。
窒素封入瓶等に密栓して貯蔵する。

消火の方法

乾燥砂、消石灰、ソーダ灰で窒息消火する。
水、泡による消火は厳禁とする。


※ 酸化剤や水分との接触は厳禁。

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.水素化ナトリウムは、白色の結晶である。

2.水素化ナトリウムは、白色の液体である。

3.水素化ナトリウムは、水に溶けない。

4.水素化ナトリウムは、自然発火性物質及び水禁性物質である。

5.水素化ナトリウムは、水を加えると爆発の危険性がある。。

6.水素化ナトリウムは、有毒である。

7.水素化ナトリウムは、乾燥した空気と激しく反応して水素を発生する。

8.水素化ナトリウムは、還元剤との接触を避ける。

9.水素化リチウムの火災では、泡消火剤による消火のみ有効である。

10.水素化リチウムは、高温でリチウムと水素に分離する。

11.水素化リチウムは、水蒸気と接触するとオゾンを発生する。

12.水素化リチウムの火災では、ハロゲン系消化剤は使用できない。

13.水素化ナトリウムは、保護液中で保管する。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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余談

ナトリウムやリチウムと勘違いしないように気をつけなければなりません。