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第5類 自己反応性物質 テキスト2-9 物質別詳細

ヒドロキシルアミン塩類

硫酸ヒドロキシルアミン

(H2SO4(NH2OH)2

形状

白色の結晶

性質

比重:1.90 融点:120℃
水によく溶けるが、アルコール類にはほとんど溶けない。
強い還元剤である。
水溶液は強酸性で金属を腐食する。

危険性

裸火や高温物に接触すると爆発的に燃焼する。
蒸気は目や気道を強く刺激する。
大量に体内に入った場合、血液の酸素吸収力を低下させ、死に至ることもある。

火災予防の方法

冷暗所に保管する。
裸火、高温体との接触を避ける。
乾燥状態を避ける。

消火の方法

大量の水で消火する。
消火時は、粉塵マスク、保護眼鏡、ゴム手袋を着用する。

塩酸ヒドロキシルアミン

(HCl・(NH2OH))

形状

白色の結晶

性質

比重:1.67 沸点:152℃
水に溶ける。メチルアルコール、エチルアルコールにわずかに溶ける。
水溶液は強酸性で金属を腐食する。

危険性

裸火や高温物に接触すると爆発的に燃焼する。
蒸気は目や気道を強く刺激する。
大量に体内に入った場合、血液の酸素吸収力を低下させ、死に至ることもある。
115℃以上に加熱すると爆発することがある。

火災予防の方法

冷暗所に保管する。
裸火、高温体との接触を避ける。
乾燥状態を避ける。

消火の方法

大量の水で消火する。
消火時は、粉塵マスク、保護眼鏡、ゴム手袋を着用する。


※ 2つの性状で区別がつくのは溶解性と硫酸ヒドロキシルアミンが強還元剤であるという点、そして塩酸ヒドロキシルアミンの115℃以上に加熱すると爆発するという部分ですが、そこまで意地の悪い問題は出題されることは珍しいです。ハッキリと区別して記憶していれに越したことはありませんが、ヒドロキシルアミン、ヒドロキシルアミン塩類に共通する有毒性関連の記述を覚えておくだけでも、大きな戦力となるはずです。

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.硫酸ヒドロキシルアミンは、白色結晶である。

2.硫酸ヒドロキシルアミンは、水に沈む。

3.硫酸ヒドロキシルアミンは、水に溶けない。

4.硫酸ヒドロキシルアミンは、アルコールに溶ける。

5.硫酸ヒドロキシルアミンは、強い還元剤である。

6.塩酸ヒドロキシルアミンは、水に溶ける。

7.塩酸ヒドロキシルアミンは、白色粉末である。

8.塩酸ヒドロキシルアミンの水溶液は、強酸性で金属を腐食する。

9.塩酸ヒドロキシルアミンの蒸気は、目や気道に強い刺激性がある。

10.塩酸ヒドロキシルアミンは、200℃以上に加熱すると爆発する。

11.ヒドロキシルアミン塩類の火災には、大量の水で冷却消火が効果的である。

12.ヒドロキシルアミン塩類の火災消火作業では、保護めがね、防塵マスク、防護服、ゴム手袋を着用する。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

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