合格の60点以上を取るために必要最低限絞り込んだ学習ポイントと問題を盛り込んだ試験対策サイトです!
It is the exam site that incorporates the problem and learning point narrowed down the minimum required to take 60 or more points pass!
このサイトは日本国家資格の「危険物取扱者」の受験対策について記載されています。資格試験の出題箇所について独自の分析により、必要最小限の内容となっております。
This site is a national qualification in Japan, "Hazardous materials engineer" are described for exam measures. The point for your own analysis of exam questions, and ordered the contents of the minimum.
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第6類 酸化性液体 テキスト２－２ 物質別詳細
酸化性液体
過酸化水素
H2O2
形状
純粋なものは無色の粘性ある液体。
性質
比重：1.5 融点：-0.4℃ 沸点：152℃
水に溶けやすく弱酸性である。
強い酸化性を有する。
極めて不安定で濃度50％以上では常温でも水と酸素とに分解する。
安定剤にはリン酸、尿酸、アセトアニリド等が用いられる。
漂白剤、消毒液、酸化剤に用いられている。
危険性
熱、日光により速やかに分解する。
金属粉、有機物などの混合により分解し、加熱、動揺により爆発、発火することがある。
濃度50％以上で爆発性がある。
皮膚に触れると火傷を起こす。
火災予防の方法
直射日光を避けて冷暗所に貯蔵する。
容器は密栓をせず、通気穴の開いたものを使用する。
漏洩した場合は大量の水で洗い流す。
有機物などとの接触を避ける。
消火の方法
注水消火。
小テスト（答えはテキストを見直すこと）
○か×かで答えよ。
１．過酸化水素は、タマネギに似た異臭がある。
２．過酸化水素は、水に溶けやすい。
３．過酸化水素は、消毒剤に持ち去れている。
４．過酸化水素の火災には、ハロゲン化物を放射する消火器を用いるのが効果的である。
５．過酸化水素は、濃度80％以上で極めて不安定になる。
６．過酸化水素は、熱や日光により分解が進む。
７．過酸化水素は、金属粉には反応しないが有機物には反応し分解する。
８．過酸化水素は、安全弁付きの密栓できる保存容器で保存する。
９．過酸化水素は、水との接触により水素を発生する。
１０．過酸化水素は、水にも有機溶剤にも溶けない。
１１．過酸化水素は、引火すると激しく分解が進み爆発的に燃焼する。
小テストの解答は自分で調べましょう。
解答で答え合わせをして、｢正しかった、間違っていた｣で終了するのが悪い勉強法です。
正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。
なお、小テストはWebページだけに掲載されています。
余談
消毒用のオキシフル（オキシドール）は3％の過酸化水素水溶液です。