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第1類 酸化性固体 テキスト2-11 物質別詳細

まとめ

第1類物質共通

  • 比重は1よりも重い。(どの物質も比重は1以上。水よりも重いと言うこと)
  • 加熱、摩擦が発火または爆発を起こす危険がある。(衝撃は全ての物質ではない)
  • 異物の混入を避ける。(保存に際して安定のために添加する物質はない)
  • 換気の良い冷暗所への貯蔵が求められる。(危険物と言われるものはほぼ全てこの条件が当てはまります)
  • 容器は密栓する。(ガスが発生、吸水、吸湿などいずれかに当てはまるため、密栓保管となります)
  • 第1類の物質の中には加熱により窒素を発生させるものもあります。
  • 第1類の物質の中には水に溶けるもの、溶けないもの、そのほかエタノールやエチルアルコール、アセトンなどに溶けるもの溶けないものなど様々あります。
  •  第1類の中には単体で発火や爆発するものもあります。
  •  大半は無色の結晶か粉末であるが、いくつかは色がついているものがあるので注意が必要。

 

塩素酸塩類

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  • 水、熱水、アルコールのいずれかに溶ける。
  • 単独で爆発するものがある。
  • 有機物や木炭、硫黄、赤リン、マグネシウム粉、アルミニウム分など酸化しやすい物質と混合しているときは危険。
  • 注水による消火が効果的

塩素酸カリウム

  • 激しい衝撃、摩擦、加熱又は少量の強酸の点火により爆発する危険がある。
  • 加熱すると約400℃で分解を始め、酸素を発生する。
  • アンモニア、塩化アンモニウム等と反応して不安定な塩素酸塩を生成し、自然爆発することがある。

塩素酸ナトリウム

  • 激しい衝撃、摩擦、加熱又は少量の強酸の点火により爆発する危険がある。
  • 潮解性がある。
  • 加熱すると約300℃で分解を始め、酸素を発生する。
  • 潮解したものが木、紙等に染みこみこれが乾燥すると衝撃、摩擦、加熱により爆発の危険性がある。

 

過塩素酸塩類

共通

  • 火災予防・消火の方法は塩素酸カリウムと同様。
  • 加熱すると酸素を発生する。
  • 水に溶けるもの、水には溶けないがアルコールやアセントに溶けるものなど様々で、各物質の特性を理解しておく必要がある。
  • 塩素酸塩類よりも安定的な物質が多い。
  • リン、硫黄、木炭粉末その他の可燃物と混合しているときは急激な燃焼を起こし、場合によっては爆発する。

過塩素酸カリウム

  • 水に溶けにくい。
  • 加熱すると約400℃で酸素を発生する。

過塩素酸ナトリウム

  • 水、アルコールに溶ける。
  • 潮解性がある。
  • 加熱すると約200℃で酸素を発生する。

過塩素酸アンモニウム

  • 水には溶けるが、アルコールには溶けづらい。
  • 加熱すると約150℃で酸素を発生し、約400度で急激に分解して発火することもある。

 

無機過酸化物

共通

  • アルカリ金属とアルカリ土類金属は水に対する反応が違うため、物質の区別をハッキリと認識すること。
  • 加熱すると酸素を発生する。
  • 消火には注水を避け乾燥砂を使用する。(水は駄目です。これは覚えてね)

過酸化カリウム

  • オレンジ色の粉末
  • アルカリ金属
  • 吸湿性が強い。
  • 潮解性を有する。

過酸化ナトリウム

  • アルカリ金属
  • 吸湿性が強い。

過酸化カルシウム

  • アルカリ土類金属
  • 水には溶けにくいが酸には溶ける。

過酸化バリウム

  • アルカリ土類金属
  • 水には溶けにくい。

 

亜塩素酸塩類

共通

  • 注水して消火する。

亜塩素酸ナトリウム

  • 吸湿性がある。
  • 水に溶ける。
  • 加熱すると約360℃で分解し酸素を発生する。
  • 直射日光や紫外線でも分解して二酸化塩素(有毒)を発生する。
  • 鉄、銅、銅合金などの金属を腐食する。

臭素酸塩類

  • 注水して消火する。

臭素酸カリウム

  • 水には溶けるが、アルコールには溶けにくい。アセトンには溶けない。
  • 衝撃によって爆発する場合がある。

 

硝酸塩類

共通

  • 水によく溶ける。
  • 注水して消火する。
  • 加熱すると酸素を発生する。

硝酸カリウム

  • 400℃で分解して酸素を発生する。
  • 黒色火薬の原料となる。

硝酸ナトリウム

  • 潮解性がある。

硝酸アンモニウム

  • 吸湿性がある。
  • メタノール、エタノールにも溶ける。
  • 肥料・火薬の原料となる。
  • 単独でも急激な加熱、衝撃で分解爆発することがある。

 

ヨウ素酸塩類

ヨウ素酸カリウム

  • 水にはよく溶けるが、エチルアルコールには溶けない。

ヨウ素酸ナトリウム

  • 水に溶ける。

 

過マンガン酸塩類

過マンガン酸カリウム

  • 深紫色結晶(赤紫色金属光沢)
  • 水によく溶けて、水溶液は濃紫色となる。
  • 殺菌剤、消臭剤、染料として使用される。

 

重クロム酸塩類

重クロム酸アンモニウム

  • エチルアルコールによく溶け、水にも溶ける。
  • 加熱すると窒素を発生する。

重クロム酸カリウム

  • 水に溶けるがエタノールには溶けない。

 

その他政令で定めるもの

過ヨウ素酸ナトリウム

  • 水に溶ける
  • 約300℃で分解し酸素を発生する。
  • メタ過ヨウ素酸
  • 水に溶ける。
  • 潮解性がある。
  • 加熱すると110℃で昇華し始め、138℃で酸素を放出し、五酸化二ヨウ素と水になる。
  • 水溶液を加熱するとオゾンを発生する。

次亜塩素酸カルシウム

  • 強烈な塩素臭がある。
  • プールの消毒に使用される。
  • 可燃物、還元剤、特にアンモニア及びその塩類との混合物は爆発の危険性がある。

第1類 物質別詳細学習 練習問題

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