合格の60点以上を取るために必要最低限絞り込んだ学習ポイントと問題を盛り込んだ試験対策サイトです!
It is the exam site that incorporates the problem and learning point narrowed down the minimum required to take 60 or more points pass!

このサイトは日本国家資格の「危険物取扱者」の受験対策について記載されています。資格試験の出題箇所について独自の分析により、必要最小限の内容となっております。
This site is a national qualification in Japan, "Hazardous materials engineer" are described for exam measures. The point for your own analysis of exam questions, and ordered the contents of the minimum.

リンクや広告について

当サイトには広告や別サイトへのリンクがありますので、ご確認ください。
また配信事業者はCookieを使用してウェブサイト閲覧履歴に基づく広告を配信しております。

共通
第1類
第2類
第3類
第5類
第6類
サイトマップ

第5類 自己反応性物質 テキスト2-10 物質別詳細

その他のもので政令で定めるもの

金属のアジ化物

アジ化ナトリウム

NaN3

形状

無色の板状結晶

性質

比重:1.8 融点:300℃
水には溶けるが、エチルアルコールには溶けにくく、エーテルには溶けない。
水溶液はアルカリ性。
徐々に加熱すれば、融解して約300℃で分解し、窒素と金属ナトリウムを生ずる。

危険性

アジ化ナトリウム自体は爆発性がないが、酸により有毒で爆発性のアジ化水素酸を発生する。
水があれば重金属と作用して、爆発性が高いアジ化物を生ずる。
皮膚に触れると炎症を起こす。

火災予防の方法

直射日光を避け、換気のよい冷暗所に貯蔵する。
酸、金属粉(特に重金属)と一緒に貯蔵しない。

消火の方法

火災により熱分解し、金属ナトリウムを生成するため、水、泡系の消火剤は使用できない


※ ポイントとしては水に溶けるがその他には溶けづらい若しくは溶けないという点と水溶液はアルカリ性と言うこと。また、自体には爆発性がないと言うこと。

 

硝酸グアニジン

硝酸グアニジン

CH6N4O3

形状

白色の結晶

性質

比重:1.44 融点:約215℃
水、アルコールに溶ける。
爆薬等の混合成分。

危険性

急激な加熱及び衝撃により爆発する危険性がある。

火災予防の方法

加熱、衝撃を避ける。

消火の方法

注水による冷却消火が最もよい。


※ こういった特長が少ない物質に関しては、試験対策としては切り捨てるのが方法です。第5類としては特別な性状を持つ物質ではありませんので、水、アルコールに溶けるところだけ覚えておきましょう。

 

小テスト(答えはテキストを見直すこと)

○か×かで答えよ。

1.アジ化ナトリウムは、無色の金属結晶である。

2.アジ化ナトリウムは、エーテルには溶けない。

3.アジ化ナトリウムは、水に溶けない。

4.アジ化ナトリウムは、エチルアルコールによく溶ける。

5.アジ化ナトリウムは、徐々に加熱すると融解が進み約300℃で窒素と金属ナトリウムに分解する。

6.アジ化ナトリウムは、加熱すると発火し水素を放出して爆発する。

7.アジ化ナトリウムが燃焼する際に生ずるアジ化水素は有毒で爆発性がある。

8.アジ化ナトリウムは、皮膚に触れると炎症を起こす。

9.アジ化ナトリウムは、アルカリや金属粉と一緒の場所で貯蔵しない。

10.アジ化ナトリウムは、水があれば重金属と作用して鋭敏なアジ化物を生成する。

11.硝酸グアジニンは、自然分解しやすい為エチルアルコール又は水で湿綿として安定剤を加えて保存する。

12.硝酸グアニジンは、融点以上に加熱すると分解してアンモニアと二硫化硫黄を生ずる。

13.硝酸グアニジンは、加熱と衝撃を避ける。

14.硝酸グアニジンは、水、アルコールに溶ける。

15.硝酸グアニジンは、白色の板状結晶である。

16.硝酸グアニジンの火災の消火には、水は絶対に用いてはならない。

小テストの解答は自分で調べましょう。

解答で答え合わせをして、「正しかった、間違っていた」で終了するのが悪い勉強法です。

正答も誤答も調べることで、記憶が促進されます。

なお、小テストはWebページだけに掲載されています。

まとめで知識の整理をしましょう。

第1類危険物のまとめ

当サイトで表示される広告は、サイトに最適化された広告を配信する物とCookieを使用してウェブサイト閲覧履歴に基づく広告を配信するものがございます。